曹洞宗 嵩山 少林寺、静岡県掛川市のお寺

曹洞宗 嵩山
少林寺沿革


少林寺の歴史は、1617年(元和3年)に始まります。
開創当時の宗派、所在地は不詳。1735年(享保20年)黙子禅師入山の為、掛川市下土方にあった少林寺を同市子隣の真言宗成就院跡地に移転。1736年(元文元年) 修行道場として開山。山号を嵩山と称す。江戸時代は新寺建立が許されていなかった為、修業寺として幕府から許可をいただき今に到ります。のちに『遠州の鬼道場』と称され、古文献にある『遠州の少林寺』といえば当山のことを示します。

黙子禅師、遠州へ

徳高く全国的に高名な、九州佐賀の慶誾寺15世であった黙子素淵(もくしそえん)禅師が教化受戒会の為遠州に赴いた時のことでした。かねてより高名な黙子禅師に、遠州に留まる事を願うこの地の住職達により少林寺が誕生しました。黙子禅師62歳の春のことでした。また、黙子禅師の一派(西来派)は、師を勧請開山とし、自らは第一世となる門風でしたので、黙子禅師は歴史上開山でありますが、当山では第一世となっております。

少林寺本寺

黙子禅師の師、徳翁良高禅師が開かれた岡山県新見市の西来寺が本寺となります。徳翁禅師の法系を西来派と言い、江戸中期低迷した曹洞宗を盛り上げた一派であります。西来派の名のある僧は、良寛、玄透即中、頑極官慶、高外全国、大応智有、悦巌素忻、天山真龍など多くの高僧を輩出しております。

寺紋

当山の寺紋は2種類あり、一つは、花15枚の菊紋(由来不明)、一つは佐賀鍋島藩分家の抱き茗荷紋です。鍋島分家の家紋由来は、黙子禅師は佐賀慶誾寺出家され、のちに15代の住職であったこと、慶誾寺が龍造寺家、鍋島家の母方慶誾尼の菩提寺であり、その縁あって寺紋として拝領されたのではと伝えられます。また、当寺開基高岡家は鍋島藩と深い縁があり、少林寺の近くにあります菊川市潮海寺という地には佐賀鍋島藩出身の方がおられ、黙子禅師も親しくして交流されていたようです。近年の調査では、黙子禅師は佐賀藩旧家の龍造寺家から帰依を受けていたと伺える文献が発見されています。



アクセス

曹洞宗 嵩山 少林寺
認可参禅道場

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Tel.0537-22-5355

〒436-0013 静岡県掛川市子隣309